ワンダーイライバル（1995年生、母ツギタテベル）

ワンダーイライバル（1995年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時18歳）と交配したツギタテベルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂東ファーム。戦績は、地方14戦5勝。主な勝ち鞍は1998年のアラ系4歳以上C2。

経歴

デビュー前

津野正浬厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1997年）

11月3日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーケーリーラに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月7日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた8戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレブルノムスメをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

9月13日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、アラ系一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、連闘で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、アラ系一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた12戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレインボーアクターに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月8日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のソシアルバードに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカフジパリスに1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。