エスプリゴードン（2004年生、母ビュウティセシル）

Esprit Gordon

2004.02.26

エスプリゴードン（2004年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したビュウティセシルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の2歳。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2006年）

9月29日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は550kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウノピロニールに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月30日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

2月27日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレパティヌールに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

3月18日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヨシムネに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、あやめ特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。