ケイアイヴィーナス（2000年生、母テンダークラウン）

Keiai Venus

2000.03.10

ケイアイヴィーナス（2000年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したテンダークラウンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本 智広。戦績は、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本智広から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、坂本智広から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、啓愛義肢材料販売所によって210万円で落札された。

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2002年）

8月22日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は423kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヨシノゴールデンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

3月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた7戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。