ガオガイリュイ（2013年生、母タケデンプラザ）

ガオガイリュイ（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「高確率（中国語で高概率）」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時20歳）と交配したタケデンプラザが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はつつみ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、つつみ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって378万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月5日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 雨/重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

11月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

12月19日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったアオイプリンスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2016年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月5日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺裕信騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

5月26日、中8週で迎えた10戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすずらん特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の大磯照ヶ崎特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、2016ひらつか七夕特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた14戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、サードニクス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

10月19日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、彩の国地鶏タマシャモ賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた16戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、櫻井さん御退職記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた17戦目は、いちごの里よしみ賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。