トチノプレジャー（1993年生、母トチノニシキ）

トチノプレジャー（1993年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジヤツジアンジエルーチ（当時10歳）と交配したトチノニシキが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）川越牧場。戦績は、地方15戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の早春特別(一般B以下)。

経歴

デビュー前

川村孝一厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1995年）

12月27日、デビュー戦は佐々木泉騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は557kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノトレモロに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

1月23日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のムラノサクランボに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月26日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンクンショウから2馬身半差の2着に敗北した。

7月17日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリードブルーに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木泉騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドオリオンに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木泉騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノヴィガラスからクビ差の2着に甘んじた。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のカンナ特別（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木泉騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラゴンクンショウから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木泉騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノヴィガラスに約17馬身の大差をつけて5勝目を奪取した。

11月3日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木泉騎手（8戦5勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスローマンから1馬身差の2着となった。

4歳（1997年）

11月19日、約12か月半の休養明けで迎えた10戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカッサイに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドカムイに2馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

12月25日、中2週で迎えた12戦目は、クリスマス特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤエノスターに3馬身の差をつけて8勝目を収める

5歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた13戦目は、早春特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミドリタケルに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月16日、中5週で迎えた14戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウリリーに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月16日、中3週で迎えた15戦目は、スプリング特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤンゴンスターに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。