オーイノカンタクン（2001年生、母エイダイガール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中島進から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松浦備厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

9月7日、デビュー戦は松浦裕之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は松浦裕之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったフリーダムダンサーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月1日、中0週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月26日、中3週で迎えた6戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1390m 晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

3歳（2004年）

2月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦裕之騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルシーザーを鬼脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。