アルマロクザン（2020年生、母アルマディヴァン）

アルマロクザン（2020年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+『輝く』という意味を持つ人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したアルマディヴァンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小島牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着3回、地方9戦3勝。主な勝ち鞍は2024年の一般C3。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月4日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したコーパスクリスティを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月13日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったトーセンローリエに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（2023年）

2月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4月29日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（5戦0勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

6月24日、中2週で迎えた8戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の3歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた10戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマテンロウアネモスを半馬身捉え切れず2着となった。

8月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A7 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2024年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラムボールに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた16戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のセルクルクルミに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月4日、中3週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

8月28日、中7週で迎えた20戦目は、あみ&ゆうきWedding（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のケンヴァイザッハに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

5歳（2025年）

1月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

2023年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月15日、中4週で迎えた22戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。