ヒシチャージャー（2004年生、母フィンラディア）

ヒシチャージャー（2004年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋軍馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時11歳）と交配したフィンラディアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方13戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋幸男から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、阿部雅一郎によって850.5万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3歳（2007年）

3月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月2日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた7戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた10戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C34（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた11戦目は、サンアール大須場外オープン記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた12戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた13戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4歳（2008年）

1月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた15戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C36（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた16戦目は、露木幸彦男の離婚本出版記念（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C38（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた18戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C35（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた19戦目は、テクノリサーチ創立20周年記念（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。