タケノスピカ（1995年生、母ナイルピジヨン）

Takeno Spica

1995.02.28

タケノスピカ（1995年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナグルスキー（当時14歳）と交配したナイルピジヨンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月29日、デビュー戦は川合達彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

5月9日、中5週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川合達彦騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川合達彦騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川合達彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川合達彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るバルカベイリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。