アンジェルージュ（2006年生、母アカトンボドリーム）

アンジェルージュ（2006年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤い天使（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時9歳）と交配したアカトンボドリームが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ムラヤマ・ブラッドストックによって210万円で落札された。

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月8日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

3歳（2009年）

1月17日、中3週で迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

8月6日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったダッシュに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のワイティアタックに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた12戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月20日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた17戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた19戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携勝海舟シリーズ一戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた20戦目は、福山・高知連携お龍シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。