カズノヴィグラス（2013年生、母ダイワフレグランス）

カズノヴィグラス（2013年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時17歳）と交配したダイワフレグランスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月14日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

3歳（2016年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェアリーランドを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の希望郷いわて国体開催記念軽米町賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の長者ケ原廃寺跡賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月2日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛岡三大麺わんこそば賞（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のメリーウィドー賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンマーブル賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したディアシェダルにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月13日、連闘で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた10戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

9月11日、中8週で迎えた11戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

9月18日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアマリリスをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

9月25日、連闘で迎えた13戦目は、八幡平市産業振興株式会社賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったフォーエヴァーマンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千田洋騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千田洋騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。