サガミヨーコー（1990年生、母イメージオブクラス）

サガミヨーコー（1990年5月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時16歳）と交配したイメージオブクラスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったマルカアイリスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月20日、中8週で迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3歳（1993年）

1月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヒカリシャトルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4歳（1994年）

1月8日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。