ヒカリホーオー（1998年生、母オオシマダリア）

Hikari Houo

1998.03.09

ヒカリホーオー（1998年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時5歳）と交配したオオシマダリアが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地18戦2勝2着2回、中央障害8戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は542kg。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフォーレルアゲインに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したアサギリを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のこけもも賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、テイエムブラボーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月7日、中2週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のマイネルエフェクトに2馬身半の差をつけて制した。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のHBC賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下のHTB賞（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の北斗賞（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4歳（2002年）

4月13日、約7か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の桃山特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた15戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた16戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラビクトリーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月3日、中4週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた20戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は今村康成騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた22戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5歳（2003年）

3月23日、約5か月半の休み明けで迎えた23戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4月6日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月17日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は今村康成騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2004年）

6月17日、約7か月半の休み明けで迎えた27戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、あじさい特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。