カロライナ（2001年生、母ナスノビクトリア）

カロライナ（2001年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの地名（母父父より連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時14歳）と交配したナスノビクトリアが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月17日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の清流賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。