バンビーナココ（2004年生、母スプリングバンブー）

バンビーナココ（2004年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「女の子（伊）＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時19歳）と交配したスプリングバンブーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月19日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月23日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

8月11日、中6週で迎えた6戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンガスフリートに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村浩平騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月15日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村浩平騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイティーボタンを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする