ナカトップフレーム（1990年生、母ミスマンジユザン）

ナカトップフレーム（1990年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時10歳）と交配したミスマンジユザンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、中央平地16戦3勝2着2回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月23日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したアサホウオウに3/4馬身届かず2着に敗北した。

7月11日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスネークメデューサに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月15日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナリタテンザンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフォスタールビーを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の長万部特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4歳（1994年）

6月18日、約9か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアクアンドに1馬身3/4の差をつけてファンの支持に応えた。

7月23日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は南井克巳騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた11戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の大通り特別（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月2日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた14戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた16戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5歳（1995年）

2月13日、中7週で迎えた17戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、れんぎょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた19戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた22戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた23戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平田貴裕騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平田貴裕騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平田貴裕騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C1ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で平田貴裕騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平田貴裕騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた28戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で平田貴裕騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた29戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2ヘ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（1996年）

1月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2ト（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（14戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2ヘ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（15戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（16戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2ヘ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（17戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。