ダイワクレバー（2008年生、母レディコスマー）

ダイワクレバー（2008年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋利口な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したレディコスマーが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月6日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3歳（2011年）

6月19日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったテルバイクにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のドラゴンヴォイスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2012年）

4月8日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

9月16日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

11月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

5歳（2013年）

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、葉牡丹賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。