ケイアイファンタジ（1999年生、母ケイアイグローリー）

ケイアイファンタジ（1999年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時16歳）と交配したケイアイグローリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方41戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳B2。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月4日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3歳（2002年）

1月5日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月20日、中6週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲイリーピアーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月30日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月22日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、コスモシャルマンに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた13戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア特別（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた14戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、エアーメールに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月4日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた17戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタマノダイオーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた18戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

4月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた30戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（12戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（13戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正彦騎手（14戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正彦騎手（15戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2004年）

6月13日、約7か月の休み明けで迎えた35戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（16戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（17戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月3日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（18戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（19戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた45戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正彦騎手（20戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正彦騎手（21戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた47戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正彦騎手（22戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた48戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた49戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（23戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。