メイトウマサムネ（1994年生、母トウシヨウソルジヤ）

メイトウマサムネ（1994年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時8歳）と交配したトウシヨウソルジヤが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）設楽牧場。戦績は、中央平地22戦1勝2着4回、中央障害29戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

8月4日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシュネルを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

8月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったヒカリノヴァに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミヤジマリブを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月28日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 小雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

11月24日、連闘で迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、テイエムトップダンに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったサンガリバーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗れた。

3歳（1997年）

1月5日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた12戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は常石勝義騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のホンコン・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

7月20日、中5週で迎えた21戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で古小路重男騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で古小路重男騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で古小路重男騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で古小路重男騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で古小路重男騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマジングレートをクビ差制して2勝目を奪取した。

12月14日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で古小路重男騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1998年）

1月10日、中3週で迎えた31戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で古小路重男騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた32戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は12戦連続で古小路重男騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 小雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で古小路重男騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で古小路重男騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた35戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内雨/重）に出走。鞍上は古小路重男騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた37戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（15戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた38戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた39戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた40戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた41戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた42戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた43戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた44戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた45戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1999年）

1月9日、中2週で迎えた46戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた47戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた48戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた49戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は成田均騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた50戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた51戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は金折知則騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。