プレイメーカー（2002年生、母ケイエフペガサス）

プレイメーカー（2002年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スポーツで試合を組み立てる選手のこと」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したケイエフペガサスが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高橋修から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、前田幸治によって1,743万円で落札された。

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月17日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3歳（2005年）

2月19日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（9戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（10戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（11戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた14戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のランドミラクルに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で白坂聡騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。