グレイスマアナ（2012年生、母マルタカチェリー）

グレイスマアナ（2012年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤオーラ（当時8歳）と交配したマルタカチェリーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）細道牧場。戦績は、地方35戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年のアッパートライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細道牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ホース・クラブ・ストレッチによって157.5万円で落札された。2歳のとき、沖田哲夫から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、三森美弥によって648万円で落札された。

寺嶋正勝厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2014年）

8月7日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジンアトランティスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月12日、中4週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエムアイアックスに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月31日、中6週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3歳（2015年）

1月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

1月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

4月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で下原理騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で下原理騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた15戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、やしろ鴨川の郷特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた16戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、スポニチなにわ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（14戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（15戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマキシマムカイザーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月3日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（16戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月21日、中4週で迎えた23戦目は、あまりりす賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（17戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6月24日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月26日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は下原理騎手（18戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモダヴァンティを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5歳（2017年）

1月17日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のメイショウクノイチをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

2月7日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。