マトラコーニッシュ（2022年生、母エアマスカット）

Muttrah Corniche

2022.05.10

マトラコーニッシュ（2022年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オマーンの首都マスカットにある眺めがよく賑やかで魅力的な遊歩道」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したエアマスカットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は猿倉牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月22日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のメイショウビストロに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2月10日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は424kg。9頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

3歳（2025年）

3月29日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスの君子蘭賞（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサタデーサンライズに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月14日、中7週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。17頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝2000m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたウイントレメンデス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月30日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。