ミスターポストマン（1985年生、母トウザレター）

ミスターポストマン（1985年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時14歳）と交配したトウザレターが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月10日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は410kg。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月16日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったベルクラウンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は寺島祐治騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のダブルホットを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

11月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月25日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（1989年）

1月21日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で寺島祐治騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月22日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、5歳以上400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺島祐治騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

6月10日、中6週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で寺島祐治騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で寺島祐治騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で寺島祐治騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月30日、中8週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で寺島祐治騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で寺島祐治騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で寺島祐治騎手（14戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で寺島祐治騎手（15戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5歳（1990年）

3月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勇騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勇騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勇騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエストレダンサーに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。