グリーンファイヤ（1995年生、母グリーンシティー）

グリーンファイヤ（1995年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンシエントタイム（当時11歳）と交配したグリーンシティーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、地方46戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の野馬追賞(一般B3一)。

経歴

デビュー前

三坂博厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

8月29日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒノデキングオーから1馬身半差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハネダフラッシュに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月18日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の青雲賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のピラカンサス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1998年）

1月20日、中5週で迎えた7戦目は、3歳オープンの’98ゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（6戦1勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったランサーボーイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で澤佳宏騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの’98雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で澤佳宏騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で澤佳宏騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で澤佳宏騎手（12戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で澤佳宏騎手（13戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で澤佳宏騎手（14戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で澤佳宏騎手（15戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で澤佳宏騎手（16戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップシャイアンに交わされて2馬身差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で澤佳宏騎手（17戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のトサノチャンピオンをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月14日、中4週で迎えた19戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた20戦目は、カペラ賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた21戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（19戦2勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のレストランギャングを半馬身振り切って3勝目をマークした。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のハッピーナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のトパーズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

12月24日、中5週で迎えた24戦目は、クリスマスキャロル賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（20戦3勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

4歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた25戦目は、初富士賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた26戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、早春賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた27戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、望春賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（21戦3勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた29戦目は、レグルス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（22戦3勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた30戦目は、カシオペア賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（23戦3勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた31戦目は、オメガ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（24戦3勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月6日、連闘で迎えた32戦目は、スピカ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（25戦3勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（26戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた34戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（27戦3勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた35戦目は、幸運の泉賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（28戦3勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月28日、約4か月半の休養明けで迎えた36戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（29戦3勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5歳（2000年）

1月7日、中0週で迎えた37戦目は、ファーストドリーム賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた38戦目は、白富士賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた39戦目は、望春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（30戦3勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた40戦目は、陽春賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（31戦3勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた41戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（32戦3勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた42戦目は、プレアデス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（33戦3勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた43戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（34戦3勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた44戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた45戦目は、ポインタース賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月21日、中4週で迎えた46戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、アルテミス賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。