スピナテイル（2021年生、母メヌエット）

Spin a Tale

2021.05.13

スピナテイル（2021年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「物語を紡ぐ、長い話をする」。毛色は芦毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したメヌエットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

田中克典厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月27日、デビュー戦は高杉吏麒騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に敗れた。

6月23日、中7週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では生来の負けん気を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1800m 晴/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、リムショットに交わされて4馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアースハーンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。