グランドバリュー（2011年生、母バリュアットリスク）

Grand Value

2011.04.03

グランドバリュー（2011年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したバリュアットリスクが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、K’SInternationalによって525万円で落札された。

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

8月16日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るウルフカットを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のとき特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3歳（2014年）

1月22日、中2週で迎えた5戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月25日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月2日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた8戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービー ダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月29日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月13日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の震災復興 子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月20日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、CITY STORY杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。