ペイパルブル（2003年生、母Mialuna）

ペイパルブル（2003年3月29日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンジュー（当時7歳）と交配したMialunaが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外19戦6勝。2008年のラインラントポカル(独・G1)で2着に入った他、2008年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞4勝を挙げた。

経歴

2歳（2005年）

9月3日、K.ファロン騎手を鞍上に据えて、8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、鞍上は2戦連続でK.ファロン騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったBotteenから1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、鞍上は3戦連続でK.ファロン騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のCousteauに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2006年）

4月20日、鞍上は4戦連続でK.ファロン騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のLinas Selectionに1馬身1/4の差をつけて休み明け初戦を物にした。

5月11日、3歳G3のチェスターヴァーズ（イギリス・チェスター芝2472m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続でK.ファロン騎手（4戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のDragon Dancerに3/4馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

6月3日、3歳G1のダービー（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月23日、3歳G2のキングエドワード7世ステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上はK.ファロン騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のRed Rocksをクビ差制して2つ目の重賞タイトルをゲットした。

8月22日、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月10日、3歳G2のニエル賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上はK.ファロン騎手（6戦4勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2007年）

5月6日、K.マカヴォイ騎手を鞍上に迎えて、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月12日、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のLaverockに2馬身半の差をつけて3つ目の重賞タイトルを手に入れた。

8月18日、G3のジェフリーフリーアステークス（イギリス・ニューベリー芝2671m）に出走。鞍上は2戦連続でR.ムーア騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のShahinに4馬身の差をつけて4つ目の重賞タイトルを手に入れた。

9月21日、G3のアークトライアル（イギリス・ニューベリー芝2217m）に出走。鞍上は3戦連続でR.ムーア騎手（3戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月25日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でR.ムーア騎手（4戦2勝）。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2008年）

6月6日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上は5戦連続でR.ムーア騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月10日、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。鞍上は6戦連続でR.ムーア騎手（6戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったLucarnoから1馬身1/4差の2着に敗れた。

7月26日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったDuke of Marmaladeから半馬身差の2着となった。

8月17日、G1のラインラントポカル（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（7戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。2着となった。

10月5日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月30日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（8戦2勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。