ビービーアルバ（2017年生、母リーガルアミューズ）

ビービーアルバ（2017年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のビービーガルダン（当時13歳）と交配したリーガルアミューズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。2020年の若潮スプリントで3着に入った他、2019年のウィナーズチャレンジ4で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

5月8日、デビュー戦は井上幹太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティーズダンクに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

10月2日、中4週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月29日、中3週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドジュニア特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、プレストルーチェに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の水仙特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、ゴールドホイヤーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のナイキアディライト・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドイテーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2020年）

1月14日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ボルドーリブロンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月11日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のフリオーソ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桃の花特別（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のラブミーレディーに2馬身の差をつけて制した。

4月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた12戦目は、エメラルドスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月15日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、才華爛発賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた15戦目は、疾風怒濤賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2021年）

1月13日、中8週で迎えた16戦目は、カーバンクルスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた17戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の松戸スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月17日、中4週で迎えた18戦目は、駿風スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた19戦目は、京葉スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで止まることなく走り抜いたが、エターナルフレイムに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月5日、中3週で迎えた20戦目は、エメラルドスプリント（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

9月29日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、ガチすぱ!配信中!SPAT4で10倍賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた22戦目は、養老渓谷スプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

11月20日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、らぶらぶ南関の穴特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた24戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた25戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般B C1（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5歳（2022年）

1月10日、中0週で迎えた27戦目は、津賀ダム特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。