ハイライズ（1995年生、母High Tern）

ハイライズ（1995年5月3日）は、アイルランドで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイエステイト（当時9歳）と交配したHigh Ternが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外12戦5勝。1998年のダービー(英・G1)に勝利した他、1998年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞2勝を挙げた。

経歴

2歳（1997年）

11月7日、18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のVolontiersを短アタマ差制して初勝利を挙げた。

3歳（1998年）

4月21日、J.ウィーバー騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のGenerous Libraに3馬身半の差をつけて久々の一戦を物にした。

5月9日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、重賞競走への出走は初となった。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のSadianをクビ差制して重賞初挑戦初制覇を果たした。

6月6日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービー（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。最後は、2着のCity Honoursをアタマ差制してG1初挑戦初制覇を達成した。

7月25日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったSwainから1馬身差の2着に敗北した。

10月4日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1999年）

3月28日、G1のドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート2000m）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月19日、アークトライアル（イギリス・ニューベリー芝2217m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったファンタスティックライトから3/4馬身差の2着に敗れた。

10月16日、G1のチャンピオンステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2012m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

5歳（2000年）

2月24日、ドバイシティオブゴールド（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（3戦1勝）。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のBreathtaking Viewに2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

3月25日、G3のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、J.ヴェラスケス騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。