フジノガリバー（1996年生、母ギンザテスコヒメ）

Fujino Gulliver

1996.03.11

フジノガリバー（1996年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時13歳）と交配したギンザテスコヒメが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、地方13戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中本牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、広松金次によって210万円で落札された。

川田孝好厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

9月20日、デビュー戦は倉富隆一郎騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマフィーザを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタエスキーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンマドンナを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

11月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3歳（1999年）

5月3日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

6月19日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロイヤルシャンハイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はコスモスジョオーと並んで1着同着となった。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロイヤルシャンハイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、連闘で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。