クロスブレイク（2003年生、母テイクザレインズ）

Cross Break

2003.04.01

クロスブレイク（2003年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「（血統の）クロス＋爆発」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したテイクザレインズが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の一般C13。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

7月31日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4歳（2007年）

4月10日、約20か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミスズキセキに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマヤノトップスコアに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月19日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。