ジブリール（1998年生、母キャサリーンパー）

Djibril

1998.05.31

ジブリール（1998年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時12歳）と交配したキャサリーンパーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,400万円（85万×40口）で一口馬主が募集された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

3月10日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（中京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず12着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4歳（2002年）

5月11日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月29日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。