イチコウカラカン（1989年生、母ミヤコホープ）

1989.03.30

イチコウカラカン（1989年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のエビタカラ（当時13歳）と交配したミヤコホープが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は宮下 初嘉。戦績は、地方20戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の菊花賞。

経歴

デビュー前

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1991年）

4月23日、デビュー戦は前野幸一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミストモミに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラルビーに7馬身の差をつけて優勝

7月15日、中7週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1992年）

4月21日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳A1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のイーグルシャープに7馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の端午特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルオージから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルブロックから半馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさくらんぼ賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の東北アラブダービー（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のひまわり特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた12戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のしらゆり特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリスパートから6馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般B3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトツプギヤルに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の上山アラブ王冠（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川崎勝良騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイハククイーンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の黄菊特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川崎勝良騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイハククイーンに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

12月1日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の菊花賞（上山ダート1800m 曇/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は前野幸一騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイハククイーンに5馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

12月13日、中1週で迎えた18戦目は、師走特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は川崎勝良騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカマツボーイに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1993年）

1月31日、中6週で迎えた19戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、石神井特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシボレーシャークに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、夕凪賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。