ヒイラギ（2019年生、母ドキドキガール）

Hiiragi

2019.04.29

ヒイラギ（2019年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「柊」。毛色は芦毛。種牡馬のダンカーク（当時13歳）と交配したドキドキガールが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日東牧場。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

5月15日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（2023年）

3月30日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったクララコードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5歳（2024年）

1月4日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C3四（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本幸祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本幸祐騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヴラマンクに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。