ジョースイーツ（2016年生、母ジョーフュージョン）

ジョースイーツ（2016年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋甘い食べ物（お菓子）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時18歳）と交配したジョーフュージョンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は平野牧場。主な勝ち鞍は2019年の園田競馬特別(一般C2一二)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

11月3日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

3歳（2019年）

2月11日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は加藤祥太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

8月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイシャエスティマに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のハクユウラッキーに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、佐賀の乳製品で笑顔!賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

11月4日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた10戦目は、園田競馬特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のリベリュールに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2020年）

3月27日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、日光街道幸手宿賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた13戦目は、さいたま市の野菜を食べま賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5歳（2021年）

2月2日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた14戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、秩父メープルシロップ賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。