アイネスブレーブ（1989年生、母ダイワディアナ）

アイネスブレーブ（1989年6月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシービークロス（当時14歳）と交配したダイワディアナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）田上牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

8月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、サンクティティにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月28日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーレントを上がり3位タイの末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

10月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3歳（1992年）

5月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中舘英二騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は8戦連続で中舘英二騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

7月25日、中8週で迎えた9戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた11戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。