ラトレラ（2021年生、母ウマヤノニウシ）

ラトレラ（2021年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「(女性)闘牛士(西)。母名より連想。闘牛士の様に強く逞しく」。毛色は芦毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時15歳）と交配したウマヤノニウシが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、チェスナットファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、京都サラブレッドクラブによって550万円で落札された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月14日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて18着に終わった。

12月24日、中9週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

3歳（2024年）

3月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4月25日、中5週で馬体重を前走から34kg戻して迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミユキアテスウェイに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。