ミシル（1988年生、母April Edge）

ミシル（1988年2月23日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のMiswaki（当時10歳）と交配したApril Edgeが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外35戦14勝。1993年のジョッキークラブ大賞(伊・G1)に勝利した他、1992年のローマ賞(伊・G1)を制するなど、G1級競走3勝を含む重賞8勝を挙げた。

経歴

2歳（1990年）

7月8日、2歳戦のプリミパッシ賞（イタリア・サンシーロ芝1200m）に出走。7頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったアランヴァンナから5馬身差の2着に敗北した。

11月10日、S.ソト騎手を鞍上に迎えて、G3のキュウスーラ賞（イタリア・サンシーロ芝1400m）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったGlen Jordanから半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、2歳G1のグランクリテリウム（イタリア・サンシーロ芝1600m）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

3歳（1991年）

4月28日、3歳G1のパリオーリ賞（イタリア・カパンネッレ芝1600m）に出走。14頭立てのレースに臨んだ。1着となった。

6月2日、G2のエミリオトゥラーティ賞（イタリア・サンシーロ芝1600m）に出走。14頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のFlying Braveに2馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

10月13日、G1のヴィットリオディカプア賞（イタリア・サンシーロ芝1600m）に出走。10頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったSikestonから1馬身差の2着に敗北した。

11月3日、G2のリボー賞（イタリア・カパンネッレ芝1600m）に出走。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSikestonに3馬身半の差をつけて重賞3勝目を挙げた。

4歳（1992年）

4月20日、G3のナターレディローマ賞（イタリア・カパンネッレ芝1600m）に出走。12頭立てのレースに臨んだ。9着に敗れた。

6月7日、9頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のJudge Decisionに7馬身の差をつけて重賞4勝目をマークした。

8月16日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、R.コクレーン騎手を鞍上に迎えて、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、G1のヴィットリオディカプア賞（イタリア・サンシーロ芝1600m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦0勝）。6頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。

11月15日、G1のローマ賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番ゲートからスタート。1着となった。

5歳（1993年）

3月28日、鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（3戦1勝）。3頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のDominatusに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を制した。

5月2日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。鞍上は4戦連続でL.デットーリ騎手（4戦2勝）。8頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

5月30日、G1のイスパーン賞（フランス・ロンシャン芝1850m）に出走。鞍上は5戦連続でL.デットーリ騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルカングから1馬身半差の2着となった。

7月3日、G1のエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は6戦連続でL.デットーリ騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオペラハウスから短アタマ差の2着となった。

9月12日、G3のフェデリコ・テシオ賞（イタリア・サンシーロ芝2200m）に出走。鞍上は7戦連続でL.デットーリ騎手（7戦2勝）。5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のGreen Senorに8馬身の差をつけて6つ目の重賞タイトルを獲得した。

10月3日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は8戦連続でL.デットーリ騎手（8戦3勝）。23頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月17日、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は9戦連続でL.デットーリ騎手（9戦3勝）。9頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のPetit Loupに2馬身半の差をつけてG1・3勝目をマークした。

11月28日、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

6歳（1994年）

5月30日、C.ブラック騎手を鞍上に迎えて、G1のハリウッドターフハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッドパーク芝2012m）に出走。8頭立ての3番人気でレースに臨んだ。4着に敗れた。

7歳（1995年）

6月10日、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、G1のマンハッタンステークス（アメリカ合衆国・ベルモントパーク芝2012m）に出走。12頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。0着に敗れた。