ペパーミント（1994年生、母ペッパーキャロル）

ペパーミント（1994年2月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時7歳）と交配したペッパーキャロルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月27日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は430kg。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったアキノーラに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロングアスリートを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は橋本美純騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳（1998年）

3月3日、約7か月半の休養明けで迎えた11戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本美純騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本美純騎手（9戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で橋本美純騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。