ブリリャントゥノア（2012年生、母ヴェールマラン）

ブリリャントゥノア（2012年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時13歳）と交配したヴェールマランが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、地方33戦0勝2着6回。2014年の若鮎賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、沖田博志から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって324万円で落札された。

菅原勲厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2014年）

7月6日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。4頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の若鮎賞（盛岡芝1600m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、キモンイーグルに交わされて1馬身差の2着となった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2015年）

3月22日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で南郷家全騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で南郷家全騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で南郷家全騎手（13戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の秋田場外開設記念雄物川賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で南郷家全騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた16戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアーリーイエロー賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の綾鷹賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のオシロイバナ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（16戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の南部もぐりの天然ホヤ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（17戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月24日、中1週で迎えた21戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、リキサンエルピーダに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月31日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったドヤガオに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（18戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ケイアイボルトに交わされて4馬身差の2着となった。

9月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったフレンドマキシマムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた26戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた29戦目は、奥州うまいもん屋杯（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（19戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（20戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（21戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（22戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタカラキャプテンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月30日、中0週で迎えた33戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（23戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。