キャラヴェル（2009年生、母ウディバードソング）

Caravel

2009.05.03

キャラヴェル（2009年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「１５世紀に使用された帆船の一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のシベリアンホーク（当時9歳）と交配したウディバードソングが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦3勝2着2回。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

5月26日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

6月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、クシャトリアに交わされて5馬身差の2着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ブラックリベリオンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のノボモモチャンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクシャトリアに2馬身の差をつけて制した。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、M&C社員旅行特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノボモモチャンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。