サークルシービー（2002年生、母サークルアモン）

サークルシービー（2002年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時14歳）と交配したサークルアモンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は外舘万明。戦績は、地方47戦2勝2着2回。2004年のジュニアグランプリ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、外館万明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって262.5万円で落札された。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2004年）

8月7日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハミングに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月17日、中0週で迎えた2戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーマテリアからハナ差の2着となった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた4戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳A1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた10戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた11戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2005年）

1月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の水沢商工会議所杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で南郷家全騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で南郷家全騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のやまびこ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で南郷家全騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で南郷家全騎手（14戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で南郷家全騎手（15戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず14着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で南郷家全騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で南郷家全騎手（17戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で南郷家全騎手（18戦1勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、3歳（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で南郷家全騎手（19戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で南郷家全騎手（20戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で南郷家全騎手（21戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で南郷家全騎手（22戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

12月22日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で南郷家全騎手（23戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は25戦連続で南郷家全騎手（24戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4歳（2006年）

1月9日、連闘で迎えた26戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた27戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（25戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた28戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（26戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（27戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（28戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（29戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（30戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（31戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた34戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（32戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（33戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（34戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（35戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（36戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンパドロックにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月22日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（37戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエクスパラダイスに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月2日、中5週で迎えた42戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（38戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（39戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（40戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月11日、中7週で迎えた45戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（41戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた47戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。