タガノミスト（2021年生、母ミトス）

Tagano Mist

2021.04.26

タガノミスト（2021年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+霧」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時16歳）と交配したミトスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社新冠タガノファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月8日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキャピタルサックスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中4週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月3日、中4週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月25日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブループリマドンナにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月22日、中3週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモズナイスバディーに2馬身半の差をつけて制した。