リトルドア（2006年生、母リーチフォーザムーン）

Little Door

2006.02.22

リトルドア（2006年2月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「小さな扉」。毛色は青鹿毛。種牡馬のStorm Cat（当時23歳）と交配したリーチフォーザムーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

6月14日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャーズブルーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

4歳（2010年）

6月26日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に敗れた。

10月10日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に敗れた。

5歳（2011年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

8月7日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた8戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

6歳（2012年）

10月13日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

12月8日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の茶臼山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。