ユウゼニス（2001年生、母コスタブランカ）

ユウゼニス（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋頂点」。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時10歳）と交配したコスタブランカが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、中央障害6戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長田ファームから「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、漆島勝弘によって735万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

12月14日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったホッカイアムレットにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

1月17日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラクリマに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2005年）

6月11日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5歳（2006年）

1月8日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

1月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4月1日、中8週で迎えた8戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

8月13日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた10戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2007年）

1月14日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で仲田雅興騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月28日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で仲田雅興騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月15日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で仲田雅興騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。