トレサフィール（2022年生、母トレサンセール）

Tres Saphir

2022.03.05

トレサフィール（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部+サファイア(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時9歳）と交配したトレサンセールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別山際牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月24日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

3歳（2025年）

1月18日、中7週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、シェーンシュティアにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月16日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルフーガに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のグロスビークに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月29日、中6週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

11月16日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。