ジオパークピリカ（2021年生、母ジオパーククイーン）

ジオパークピリカ（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+美しい(アイヌ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時8歳）と交配したジオパーククイーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似共栄牧場。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ。

経歴

デビュー前

長谷川浩大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月9日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2024年）

3月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

5月5日、中7週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

6月29日、中7週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた4戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のカウイラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のメイゲツに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月21日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペルドリに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月23日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月19日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

10月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月19日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般C2十二 C3一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島良美騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

4歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般C2十 C3一（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

2月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド第5戦（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

3月21日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた15戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中島良美騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五十六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、コープス・リバイバー賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた18戦目は、杉山海波騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた19戦目は、パナシェ賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は杉山海波騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は本村直樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた22戦目は、ケイトウ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（4戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。