パティシエール（2016年生、母ラドルチェ）

Patissiere

2016.03.16

パティシエール（2016年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性の菓子職人（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時17歳）と交配したラドルチェが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。

経歴

デビュー前

4歳のとき、ダーレー・ジャパンから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。5歳のとき、パカパカファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月9日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず最後はアリューカスと並んで9着同着となった。

3歳（2019年）

2月16日、中9週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4月21日、中8週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月16日、中7週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月14日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。