グレイシャー（2001年生、母ブリズントゥアウィン）

グレイシャー（2001年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「氷河　父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時12歳）と交配したブリズントゥアウィンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

8月22日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高井彰大騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい最後はフジミジョーと並んで7着同着となった。

11月9日、中4週で迎えた5戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

11月30日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、金沢競馬売店組合森本売店杯（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。