インブロリオ（2022年生、母プリディカメント）

Imbroglio

2022.02.23

インブロリオ（2022年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「難しい局面」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時19歳）と交配したプリディカメントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。2025年のフィリーズレビュー(牝G2)で4着に入った他、2025年の紅梅ステークス(オープン 牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月3日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るセイプリーズを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中6週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの万両賞（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3歳（2025年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナムラクララにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月8日、中6週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディーエストッキーに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

7月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったフリッカージャブに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの2015メモリアル モーリスカップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。